建売住宅は売却しやすい?将来的な資産価値が高い家を購入するには

公開日:2022/02/01  最終更新日:2022/02/17

住宅を売却する際に一番気になるのは、自分の家がいくらで売れるのかということではないでしょうか。ただ、自分が思い描いていた金額とはかけ離れた金額を提示されることもあります。なぜでしょうか。ここでは、建売住宅は売却しやすいのか、資産価値を左右する立地条件、資産価値を高める方法について解説します。

建売住宅は売却しやすい

「建売住宅は売却の際に有利」といったことをよく耳にします。これは、本当でしょうか。答えは「一般的には当てはまる」です。一般的に建売住宅は売ることに特化した住宅なので、「広すぎず、狭すぎず」「ちょうどいい収納、生活動線」「万人受けするデザイン」「多くの方に適合する生活空間」をコンセプトに建築されていることが多いです。

つまり、よくいえば皆に好かれる、悪くいえば個性がなくつまらないといったもの。売却の際、一般的にこれがどう働くかというと、「無難に見込み客の数を確保しやすい」ということにつながるでしょう。

注文住宅は、概ね施主のライフスタイルや家族構成、将来的な住宅への考えなどを反映したオンリーワンの住宅です。「吹き抜けが大きく、開放感がある」「外観が個性的でかっこいい」「部屋が多く、使い勝手に困る」「メンテナンスがしにくい建材を使用している」など、よくも悪くも個性があるのが特徴です。

売主にとってはこだわって作った最高の家でも、注文住宅はこの点が売却の際に「こだわりが強く、受けが悪い住宅」と評価される一因になります。このような意味では、建売住宅の方が売却の際は有利ではあるでしょう。ただし、買主はそれぞれさまざまな考えを持っています。あくまで一般論であることを頭に入れておきましょう。

資産価値を左右するのは立地条件

上記のように売却の際は建売住宅が有利と述べましたが、住宅を選ぶ基準は多岐にわたります。その一つが立地条件です。一般的に、便利で大きな道路に面していて、その部分が多い住宅は資産価値が高くなります。反面、L字型などのいびつな形の土地などは活用方法や建築手法が限られるため、資産価値が低い傾向にあります。

これは、買う側の立場で考えれば当たり前のことでしょう。形がいびつだが、非常に安く手に入れた土地は、購入する際にはメリットですが、売却するときにはデメリットになることがあります。

最悪の場合、買い手がまったくつかずに将来的に負債になる可能性もあります。この点をよく考えて購入する必要はあるでしょう。

注文住宅の資産価値を高める方法

海外では、古い住宅はその分歴史があるものとして、高値で取引されるケースもありますが、日本は真逆のケースが多いです。日本の住宅は「耐久材」として考えられている側面あり、建築した瞬間から値下がりが始まっているとまでいわれ、一部を除いて売却時に利益が出ることはあまりありません。

20年もすれば一戸建ては資産としてみなされないという厳しい現実があります。これは、日本人の新築神話や住宅メーカーの戦略によるものが多いのですが、誰しも売却の際は、高く売りたいと考えるのが普通です。

高く売るためには、住宅の資産価値を上げる、あるいは下落させないことが重要になることはいうまでもありません。では、どのようにすればよいのでしょう。

まず、自分で簡単にできることとして普段からメンテナンスや設備の点検を怠らないことです。メンテナンスを行い、設備などを適切な状況に保っておくことは、住宅に期待される性能を維持することに他なりません。

メンテナンスせずに劣化や不具合を放っておくと、そこがさらに大きな不利益を発生させる原因になります。そうしないために、普段からメンテナンスをしておいて不利益を最小化したり、耐用年数を維持したりしておくことが大切です。

住宅性能が高い住宅を建築することも重要です。防音、断熱、遮熱、耐震、耐火などは住宅の性能を判断する重要な基準ですが、売却の際もこれを重視する買主は多くいます。

建売住宅は、悪くいえば「それなりの性能でそれなりの機能」というものも多くあります。買主の中にはそのようなことに不満を持ちながらも、新築には手が出ないという方がいるでしょう。そのような方に訴求するためには、注文住宅として住宅性能を高めることが有効でしょう。

建築したときとは、人々のライフスタイルや考え方が変化していることも考慮すべきことになります。たとえば、昭和に建てられた住宅と令和に建てられた住宅は間取り、デザイン、生活動線、設備などの面でまったく異なります。これは、人々のライフスタイルが変化していることを反映しているようです。

そのため、あえて古い建築をそのまま売却することもありますが、現代に適合した資産としての価値を考えるのであれば、リフォームして現在の生活スタイルなどに適合した物件にするのもひとつの手です。

古い日本家屋はとくに外国人に人気があり、民泊やセカンドハウスとして取引されることもあります。立地などにもよりますが、周辺や社会の状況に応じた変換をすれば、高価値な物件に生まれ変わる可能性もあるのです。

 

建売住宅は売却しやすいか、資産価値を左右する立地条件、資産価値を高める方法について解説してきました。住宅の価値について、一般的な見解はありますが正解はありません。考え方一つで宝物にもゴミにもなるのです。買主が何を求めているのかを詳細に分析し、適切な対応を行えば、資産価値を高めることができるでしょう。上記を受住宅売却の際の参考にしてみてください。

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